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【天皇杯】富樫不在の中、西村・阿部が活躍、選手層の厚さを見せて千葉ジェッツが連覇

time 2018/01/09

どうもピョンチキです。

天皇杯のファイナルラウンド(準々決勝、準決勝、決勝)が1月4日~1月7日に行われました。

 

ハードな日程ケロ

 

 

そうですね、世間は正月ですが、プロスポーツ選手に正月休みはありません。年末年始のかなりハードな日程を選手やスタッフはこなしています。

今年も盛り上がった注目の試合結果を見てみましょう

 

 


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試合結果

天皇杯準々決勝 試合結果

HOME AWAY
西宮ストークス vs 京都ハンナリーズ
01/04 72 95
栃木ブレックス vs 千葉ジェッツ
01/04 71 76
新潟アルビレックスBB vs シーホース三河
01/04 72 96
川崎ブレイブサンダース vs 琉球ゴールデンキングス
01/04 81 61

天皇杯準決勝 試合結果

HOME AWAY
京都ハンナリーズ vs 千葉ジェッツ
01/06 63 100
シーホース三河 vs 川崎ブレイブサンダース
01/06 87 68

天皇杯決勝 試合結果

HOME AWAY
シーホース三河 vs 千葉ジェッツ
01/07 89 75


レポート

さて、天皇杯ファイナルラウンド、注目の試合結果を見て行きましょう

 

 

準々決勝 栃木ブレックス vs 千葉ジェッツ

抽選にてトーナメントの対戦表が決まった準々決勝。抽選会にて会場がどよめいた栃木対千葉。昨期のB.LEAGUE王者と天皇杯王者の対戦が準々決勝で決まったとあれば当然ですが。

リーグでは今期は不調の栃木でしたが、12月に#4ジェフ・ギブスと、#24渡邉 裕規が戻ってきており年末も新潟相手に2連勝と徐々に調子を上げてきている栃木。一方で千葉は東地区2位につけているものの、直前の試合で富樫が負傷。どちらが勝つか全く予想が出来ない状況でした。

試合は、千葉ジェッツが第3クォーターまでリード。しかし、第4クォーターになると栃木が猛追、昨期のCSでの栃木の大逆転勝利を思い出させる会場の雰囲気になりますが、今期の千葉は西村・阿部のPG2人を第4クォーター同時に起用、エースのエドワーズも最後まで落ち着いており、昨期CSで外人選手2人が熱くなり過ぎて敗れた失敗を繰り返さず、猛追する栃木を僅かに振りきり勝利しました。

栃木はこの試合も最後の最後に、#4ジェフ・ギブスが追い上げの起点となり大活躍。やはり、昨期優勝の立役者ギブスがいると強い。この試合は敗れたものの後半戦の巻き返しが期待出来ます。

準々決勝 川崎ブレイブサンダース vs 琉球ゴールデンキングス

準々決勝もう1つの注目の試合、川崎対琉球。去年の天皇杯準優勝の川崎と今期西地区トップで勢いのある琉球の対戦。しかし、川崎はディフェンスから琉球の勢いを止めると、20点差をつけ快勝しました。

 

準決勝 京都ハンナリーズ vs 千葉ジェッツ

今回の大会で最も勢いがあったと言える京都ハンナリーズ。今期B.LEAGUEのシーズン中も何度も上位チームを破り、勝率で負け越した昨期より成績を上げ西地区2位につけているものの、今期も勝利だけでは現在全体の7位。ベスト4に残った事は大健闘で、千葉としてもまったく油断できない相手となりました。

しかし、試合は第1クォーターに千葉の3ポイントシュートが決まり16点ものリードをするとそのまま流れを絶やさず100点ゲームで千葉が勝利。千葉が京都を上回る勢いを見せ勝利しました。

準決勝 シーホース三河 vs 川崎ブレイブサンダース

NBL時代からのライバル、強豪チーム同士の対戦。互角の好ゲームが期待されたものの、前半2ポイントフィールドゴールが26.9%とシュートが決まらなかった川崎に対し、三河はインサイドで効率よく点を重ね、前半だけで17得点三河がリードをします。

後半になると川崎も#14辻が後半だけで6本の3ポイントを含む22得点など調子が戻りますが、三河も金丸、狩俣、比江島、松井、西川とシュータが次々に3ポイントシュートを決め点の取り合いとなります。結局前半の差が響き三河が快勝しました。

決勝 千葉ジェッツ vs シーホース三河

昨年の準決勝と同じ対戦となった千葉対三河。

前半はほぼ互角の展開、三河がダニエル・オルトン、比江島、金丸がそれぞれ3ポイントシュートを含む得点をあげると、千葉は今期三河から移籍してきたギャビン・エドワーズがハッスルプレイ。準決勝でも活躍したアキ・チェンバースも要所で3ポイントを決めるなど活躍します。

千葉が5点リードで前半を終えます。

後半開始直後、千葉#34小野が連続3ポイントを決めると一気に千葉ペースに、西村が安定したゲームメイクを見せる中、小野、マイケル・パーカーが共にこのクオーターだけで2桁得点を取り、第3クォーター終了時には21得点リードを奪います。

第4クォーター、千葉が阿部の3ポイントとレオ・ライオンズの得点などで遂に30点差をつけると勝負あり。

その後、三河は得意のディフェンスとハーフコートオフェンスで猛追し、最後は14点差まで差を縮めたものの、千葉ジェッツが昨年に続き天皇杯を制しました。

 

西村・阿部の存在が大きかった

天皇杯は千葉ジェッツの連覇となりました。

 

 

MVPは決勝で20得点10リバウンドのギャビン・エドワーズでしたが、千葉は他にも

  • マイケル・パーカー:15得点8リバウンド
  • 西村:10得点9アシスト
  • 小野:18得点5アシスト

と富樫がいない中これだけ戦える選手がいる事を見せてくれました。また出場時間が少ないながら、6得点の阿部、8得点のアキ・チェンバースは共にこの試合フィールドゴール100%と控えとして充分過ぎる安定した活躍でチームを支えました。

怪我をしながらもベンチ入りをしていた富樫も嬉しそうだったケロ

 

 

 

特に、現在得点ランキング上位につけている富樫の代わりとして西村・阿部は富樫不在を感じさせない活躍でした。

西村は富樫と比べてシュート力に遜色が無い上に、富樫より周りの選手を活かす事に長けている様に感じました。エドワーズや小野の魅力を最大限に引き出していたと思います。

阿部は出場時間10分だったとは思えないほどインパクトを残す活躍をしていましたね。昨年も阿部は西村がいない時に千葉を支えていましたが、富樫が怪我をしたこの場面でまたしても存在感を出して来ました。

 

一方、三河は準決勝まで好調だったにも関わらず、この試合では失速。

短期間に3連戦を行う天皇杯では選手層の厚さが大事になってきますが、勝負の分かれ目となった一番きつい時間帯の第3クォーターで三河は西川・松井を出しましたが流れを変える事が出来ませんでした。

三河で無いチームに所属していればエースクラスの実力を持つ西川・松井なので、活躍出来なかった事がこの2人のせいなのか、今期加入でまだチームフィットしていないのか、難しい所ですが、控え選手の活躍の差がタフな日程で行われる天皇杯決勝の勝敗を別けたような気がします。

この後も、ALLSTARや日本代表の試合を挟みながらB.LEAGUEは後半戦に突入します。

ハードな年末年始を送った各チームでしたが、これからも切磋琢磨して日本バスケをさらに盛り上げて欲しいですね。

最後までお読み頂いてありがとうございました。

 


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