2018/01/16
田臥勇太大好きピョンチキです。
日本バスケットボールの歴史を変えた、B.LEAGUEファーストシーズン。
チャンピオンシップ決勝・・・B.LEAGUE FINALが行われました。
今回はその決勝の様子をまとめてみました。
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目次
B.LEAGUE FINAL
5月27日にB.LEAGUE最初の王者を決めるチャンピオンシップ決勝戦(B.LEAGUE FINAL)が行われました。
準決勝でアルバルク東京との激戦を制した川崎ブレイブサンダースと千葉ジェッツ、シーホース三河という強豪2チームを破り勝ち上がった栃木ブレックスの対戦となりました。
チャンピオンシップはこの決勝戦のみ1発勝負。勝ったほうが優勝です。
試合は逆転に次ぐ逆転の大接戦となりました。
川崎ブレイブサンダース vs 栃木ブレックス
川崎ブレイブサンダース | vs | 栃木ブレックス | |
GAME1 | ×79 | - | 85● |
開幕戦から8ヶ月に渡る長丁場で行われたB.LEAGUE
初代王者に輝いたのは栃木ブレックスでした。
それでは試合内容を振り返りましょう。
試合は開始から一進一退。
まずはチャンピオンシップに入ってから絶好調の川崎の#7篠山が両チーム最初の得点を上げると栃木は古川の3Pシュートが最初の得点となります。
どちらも理想的な攻撃で始まると、川崎は#14辻の3Pが決まり9-5とリードをします。
結局、チャンピオンシップではここまで調子の上がらなかった辻は第1Qだけで7点とこの試合はやってくれるのでは無いか?という期待がこの第1Qでは感じられました。
一方栃木はスタメン5人を含む合計7人が第1Qで得点をするというチーム力を見せ、第1Q終了間際に21-21で追いつきます。
第2Qになると栃木はエース#25古川が爆発。第2Qだけで3P2本を含む10得点をあげ、37-43とリード。
第3Q、今度は川崎が逆襲、#7篠山の3Pシュートから始まり#25ジュフ磨々道が得点・リバウンド・スティールで頑張ると63-59と逆転に成功。栃木は第3Qはターンノーバー5とオフェンスで苦しみました。
B.LEAGUE元年ラストの10分を飾るに相応しい攻防となった第4Q
運命の第4Q、川崎#0藤井の得点で64-59とするが栃木は#25古川の得点を挟み、残り8分ギブスの連続得点で、67-66と1点差に迫る。
その後、栃木#32ロシター得意のオフェンスリバウンドからの得点で
67-68
と逆転すると川崎#22ファジーカスのフリースローで
69-68
と再逆転、その後も
69-70(栃木#25古川)
71-70(川崎#25ジュフ)
71-72(栃木#4ギブス)
74-72(川崎#22ファジーカス)
74-74(栃木#4ギブス)
74-75(栃木#10竹内)
75-75(川崎#12スパングラー)
75-76(栃木#4ギブス)
77-76(川崎#22ファジーカス)
77-78(栃木#4ギブス)
と5分もの間逆転に次ぐ逆転、一進一退の攻防が続きました。
その後、栃木がディフェンス・オフェンス合わせて3本連続でリバウンドを取ると遂に77-80と遂に3点差に。
しかし、川崎も#12スパングラーのフリースローで79-80と1点差に戻します。
残り、1分30秒、川崎はA東京戦の勝負所で見せた、必勝のビックプレーを狙います。
#7篠山から#12スパングラーへのアリウープパス!
#12スパングラーのマークに着いていた栃木#32ロシターは完全に裏をかかれています。
しかし、たった一人だけこの#12スパングラーのアリウープに反応していた栃木の選手がいました。
#0田臥勇太
身長もジャンプ力も#12スパングラーに到底届かない#0田臥でしたがブロックに入ったのです。
果たしてこの#0田臥の動きが気になったためか?それとも他の何か、たとえば栃木ファンの大声援のためか?いずれにしても、ゴールに限りなく近い位置から狙った#12スパングラーのシュートは信じられない事に外れてしまいました。
そして、栃木は#25古川のミドルシュートで79-82と再び3点差とすると川崎はタイムアウト。
残り1分、川崎の選んだプレイは、先ほどと同じ#7篠山から#12スパングラーへのアリウープパス!
#22ファジーカスがスクリーンをかけ#7篠山がフリーになり、#12スパングラーはまたしてもしっかりマークを外しゴール下へ!
完璧なお膳立てからのアリウープパスはまさかの高く飛び過ぎてコートの外へ。
川崎の必勝プレーはこの土壇場でまさかの2連続失敗。
続く栃木の攻撃が決まり、ついに79-84と5点差になりました。
栃木は36歳の#0田臥、同じく36歳の#4ギブスが立て続けに客席へ向かったルーズボールをダイブして追いかける気迫を見せるなど最後まで気を抜きません。
結局、起死回生を狙った川崎#14辻の3Pもゴールに嫌われ、ファウルゲームとなり、最後は79-85で栃木の勝利。
ファイナルに相応しい激戦を制し栃木がB.LEAGUE初代王者となりました。
ファイナルMVPは21得点を取った#25古川 孝敏が選ばれました。
もちろん古川の活躍は素晴らしかったですが、25得点9リバウンド#4ジェフ・ギブスMVPじゃないか?という声も多いですね。
特に勝負の掛かった後半で活躍したのと、最後のダイブで足を怪我して表彰式には松葉杖とギブスをして登場したのは、完全に主役を持っていった感がありましたね!
もちろん怪我は良いことではないですが、チームのために体を張ったギブスにはおそらく誰もが賞賛の拍手を送った事でしょうし、多くのファンの心を掴んだでしょう。
また、おそらく最高の気迫とディフェンスと統率力を見せシュート成功率も良かった#0田臥、16リバウンド8アシストの#32ロシターも素晴らしい活躍だったと思います。
まさにチャンピオンに相応しい栃木ブレックスでした。
そして、対戦した川崎ブレイブサンダースも、結局#14辻が最後まで本来の力を出せなか所は残念でしたが、勝率1位に相応しい素晴らしいチームでした。
さらに、千葉ジェッツ・アルバルク東京・シーホース三河・・・優勝に相応しい強力なチームがこのB.LEAGUE初の決勝トーナメントとなったチャンピオンシップを盛り上げ、最初の歴史を刻むのに相応しい戦いを見せてくれました。
上記チームは当然ですが、それ以外のチームも含めファイナルが終わった今、改めてB.LEAGUEの全選手に敬意を表したいと思います。本当に60試合に渡る長丁場のリーグ戦お疲れ様でした。
そして、開幕戦を含め、ファイナルも地上波で放送したフジテレビの英断も支持します。
個人的にも今年はボランティアスタッフやこのブログでB.LEAGUEに関われた事は本当に幸せな事だったと思います。
最後に
5月28日の入れ替え戦をもって全日程が終了したB.LEAGUE元年。
B.LEAGUE元年は完璧ではなかったにせよ合格点だと感じます。
個人的にはB.LEAGUE元年は成功だったと思います。
しかし、B.LEAGUE、本当の勝負は来年から。来年以降は「初めて」だからという謳い文句も言い訳も通用しません!
B.LEAGUEはまだまだ多々課題があると思います。
これからオフシーズン、このブログでは全力でB.LEAGUEを応援すると共に、課題の整理や、これまで時間が無くて結果しか書けなかった試合の分析などもしたいと考えております!(入れ替え戦の結果もまだ書いてないのでそちらも早めに・・・)
もし、何かの縁でこのブログを読んで頂いた方、是非これからも覗いてみてください。
自分も今はまだまだですが、いつかは日本一の B.LEAGUEブログとなれるよう努力をしていきたいと思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!