2018/01/16
川村卓也大好きピョンチキです。
日本バスケットボールの歴史を変えた、B.LEAGUEファーストシーズン。
熾烈な戦いとなっているB1残留プレイオフ。
B2に降格してしまうのはどのチームか?
劇的な展開となった1回戦についてまとめました。
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1回戦の結果
現在行われている3つのトーナメント、
- B1チャンピオンシップ
- B1残留プレイオフ
- B2プレイオフ
このうち、B1チャンピオンシップと、B2プレイオフは、勝てば優勝が掛かっているのでもちろん必死ですが、負けても現状維持。しかしB1残留プレイオフは唯一負ければ降格というマイナスが掛かった戦い。何が何でも負けれない戦いであり、本当に白熱した戦いとなりました。
負けたら降格、4チームで争われる、B1残留プレイオフの1回戦の結果を見てみましょう。
富山グラウジーズ vs 仙台89ERS
富山グラウジーズ | vs | 仙台89ERS | |
GAME1 | ●87 | ー | 79× |
GAME2 | ●82 | ー | 68× |
結果は富山の2連勝でした。
2試合とも1Qは互角の入りをしたものの、チーム力で勝る富山がジワジワを点差を広げて2連勝でした。
富山は、水戸、岡田、宇都が要所で点を取りしっかり活躍してましたね。
また、GAME1では、日本人が取ったオフェンスリバウンドが、富山8仙台2というのも印象的でした。
仙台も頑張りましたが、これでB2降格となりました。
秋田ノーザンハピネッツ vs 横浜ビー・コルセアーズ
秋田ノーザンハピネッツ | vs | 横浜ビー・コルセアーズ | |
GAME1 | ×75 | ー | 78● |
GAME2 | ●65 | ー | 64× |
GAME3 | ×16 | ー | 17● |
秋田と横浜の対戦は劇的な幕切れとなりました。
予想では秋田の勝利を予想していたのですが、
GAME1、GAME2は1勝1敗。
5分ハーフのGAME3は川村卓也の逆転ブザービーターの3Pで1点差で横浜が競り勝ち、秋田の降格が決まりました。
GAME1~3を通して、秋田は安藤が、横浜は川村が高パフォーマンスを見せていました。
川村はかつて得点王を取った頃を彷彿させる積極性と勝負強さを見せました。
特に最後の3Pは秋田が3人がかりで川村のドライブを止めに入り、2人がブロックに飛んでいた状態でのブザービーター。
このプレイに関しては、秋田のディフェンスをを責めるより、川村を褒めるしかないでしょう。
【試合速報】なんという結末…横浜#1 川村卓也がブザービーターを決め大大大逆転勝利!!秋田は涙のB2降格。#負ければB2降格#Bリーグ #B1残留プレーオフ
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— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) May 14, 2017
ただ、GAME3を何度見ても印象に残るのは安藤の活躍と、最後の川村の3Pです。
3Pやユーロステップを駆使して取った安藤の10得点はどれもオフェンスマシーン川村に引けを取らないハイレベルなものばかりでした。
対する川村は、GAME3では3本連続で3Pを落としています(最後の1本唯一決まったのがブザービーターのシュート)
内容では決して負けていなかった秋田がたった1点負けた理由はなんだったのでしょうか?
1つはファウルでした。
横浜はGAME3でフリースローを10本決めています。17点中10点がフリースローでした。
ちなみに、秋田はGAME3フリースローでの得点は0。
秋田は一時8点のリードを奪っている状態でファウルを重ねて追いつかれてしまっていたのです。
さらに、オフェンス面でも秋田は勝っている状態で攻め急いでしまいました。
最後の安藤のシュートも24秒の残り4秒程で打ってしまっていましたが、これが川村の様に残り1秒でシュートをしていたら違った結果になったかもしれません。
そして、勝敗を分けた最後のポイントは、最後の最後での決定力でしょう。
安藤と川村、両エースのGAME3のシュート成功率は安藤が上回っていましたが、最後の1本、安藤は外し、川村は決めました。
決して個々の能力では負けていなかった秋田の敗因は1つは勝っている場面でフリースローを与えてしまう様なファウルを重ねてしまった試合運びの悪さと、最後の最後の決定力の差でした。
勝てる試合で勝ちきる、このあたりは経験の差でしょう。
秋田は若い選手が多いのでこれからに期待ですね。
東北勢のB2降格
さて、仙台と秋田がB2に降格した事で、なんとB1から東北のチームがいなくなってしまいます。
能代高校、明成高校、仙台高校、さらに川村卓也も岩手の高校出身など、高校バスケも強い東北勢がいなくなるのは寂しい所ですね。
逆にB2には、青森、岩手、秋田、仙台(宮城)、山形、福島と東北6県のチームが揃います。
激しい戦いになりそうです。
B2に降格してしまうと問題は選手の残留で、B1で戦える選手は抜けてしまう可能性が高く、現状の力を維持する事もなかなか難しいとは思いますが、特に秋田は本当に良いチームだったので主力が残って再びB1に戻ってきて欲しいですね(もちろん仙台もですが)。
残留は1枠のみ
さて、B2プレイオフは残留が確定する1枠をかけて、富山と横浜が対戦します。チーム力では富山有利とみていますが、横浜は川村卓也が非常にノってきているので解らないですね。
勝ったらB1残留確定、負けた場合は入れ替え戦。
入れ替え戦の相手(B2の3位)は自分の予想では広島ドラゴンフライズです。
B2プレイオフの3位とはいえ、リーグでの勝率でいうとB2で2位のチームでかなりの強敵です。
入れ替え戦まで含めまだまだ目が離せないですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!